Other's / 他のツアーを見る

ヤクスギランド

​ハイキング

トレッキングSUP

トレッキング&SUP

SUP

Stand Up Paddle

縄文白谷一泊登山

縄文杉+白谷

​一泊登山

WONDER MOUNTAIN 屋久島

山小屋管理人のお仕事。(1日目)

最終更新: 2019年9月26日

みなさんこんにちは、この夏サーフィンに目覚め、頑張って練習中のゆっきーです。


先日の連休9月14日~9月16日の二泊三日で屋久島の新高塚小屋の管理人業務(利用マナー・ルール及び室内、トイレ等の管理調査業務)に行ってきました。


この仕事は、屋久島の環境省から私の所属する屋久島山岳ガイド連盟に委託されたお仕事で、今回は繁忙期における屋久島の山小屋利用調査を目的として、試験的に実施されました。


実は、私達屋久島のガイドさん達は、自身のツアーガイドだけではなく、山小屋のトイレ掃除や小屋掃除、登山道の整備補修といった仕事も持ち回りで行っています。

本土であれば有人の山小屋があり、その山小屋の管理者が整備されてるパターンが多いのですが、屋久島の山小屋は全て無人の避難小屋。また、小屋の所有者や管理者、果ては地権者も複雑に絡み合っている関係もあり、私達登山ガイドがこれらの業務を請け負っています。


今回はそんないつもとは違うお仕事をする、ガイドさんを紹介させて頂きますね。


この山小屋の調査業務は二人一組、今回は二泊三日で実施されました。


私のパートナーは神の一滴(個人の感想です)と呼ばれる最高に美味いコーヒーを淹れてくれる加地ガイド。


気心知れた仲間と歩く山はまたいつもと違った楽しさがあります。

優しい兄貴的な加地ガイド。

今回は環境省からの委託業務という事もあり、原則一般登山者は入ることが出来ない登山口から入山しました。

天気はあいにくの雨模様。

今回のルートは増水すると渡れなくなる渡渉点があるので歩く前から心配です。。。

沢や滝はすでに増水気味。。。

雨は強く降ったり止んだりする中で心配していた最初の渡渉点に到着。

そして、次に今回一番心配していた渡渉点へ。

ここもまだ増水は大丈夫ですが、渡った先のはしごが崩壊。

滑る足元に細心の注意を払い、二人とも無事に渡ります。


後に聞いた話ですが、このルートは既に道が変わっており、私たちはわざわざ歩きにくい場所を歩いていました。


やっぱり、久しぶりに来る超マイナールートは怖いな~。

黄色が旧ルート。赤が現在のルート。

そんな超マイナールートですが、素敵な場所もたくさんあります。

巨木が立ち並ぶ幻想的な森。

名も無き巨木。

美しい森と巨木。

緑が美しい。

是非皆さんをご案内したいところですが、この道は登山道ではありません。


許可なく入林は出来ないので、ご注意ください。


さて、なんだかんだで大雨になり始めたところで今回宿泊する新高塚小屋に到着。


既に小屋には3名ほどの登山者が滞在していました。

小屋に到着して荷物を降ろし、先着していた登山者に挨拶と、簡単な注意事項のご案内。


小屋の外ではいよいよ雨が強くなってきました。

「こりゃ~小屋の外での作業は厳しいね~」

「トイレ行くついでのトイレ掃除だけでもやりましょう」

まじめなゆっきーは、加地ガイドに傘を持ってもらいながら小屋のトイレ掃除をしました。


小屋に戻ると、先着していた登山者の方から驚くべき情報が。


「若いカップルが、この小屋に到着してから宮之浦岳を目指しましたよ、荷物は小屋において、軽装で出発しました。20時には小屋に戻るって言ってたけど、大丈夫かな~」


時間はすでに14時をまわり、外は強風と土砂降り。

12時に小屋を出発したとなると、早くても山頂に到着するのは15時~16時。

そこから折り返して帰ってくるとなると、さらに2時間以上かかる行程。。。

白谷雲水峡から入山したみたいだから、すでにここまでで標高差1,400mは登って疲れもあるはず。何より20時帰着予定って。。。。む、無謀登山だ。


消防団で遭難捜索の経験がある加地ガイドと、もしもの時の打合せをしつつ、自分達の寝床と夕食の準備をしていると、次々にずぶぬれになった登山者が小屋にやってきます。


そして18時頃。。。噂の若いカップルが小屋に帰ってきました。

良かった。良かった。

カップルも「心配をかけてすいませんでした、もうこんな事はしません」と自分達の行動を後悔していました。


いや~、本土の山小屋の人たちはこういった遭難への対応もしているわけだから、大変だな~としみじみ。


ホッとしたところで、ようやく夕食。

晩御飯はカレーとウインナー。

自分のごはんなので、レトルトで簡単に。


食後には楽しみにしていた、加地ガイドの神の一滴を頂きました。

しかも今回は手作りチーズケーキ付きというスペシャル。

いや~本当に美味い。是非これは飲んで欲しいので、「屋久島はまゆ」に行きましょう。

ホッとすす幸せな時間でした。

神の一滴は「屋久島はまゆ」で味わえます。

その後も登山者が小屋には入り、最終的には21名の宿泊者。50名以上の収容人数を持つ新高塚小屋としてはかなり余裕のある人数で、特に大きな問題や迷惑行為もなく20時には全員就寝。


無事に1日目が終わりました。