いよいよ3月!
例年ならシーズンスタート!
「よっしゃー!がんばるぞ!」
という時期なんですが、新型コロナウイルスの影響はやっぱり大きいですね!
早く収束して、人も社会も元気になって屋久島に遊びに来て欲しい!!!
みんなが屋久島の山へ遊びに来る前に、登山道を整備して歩きやすくしています!
2月25日は小杉谷橋の老朽化した敷板の張替え作業!

作業を始める前にまずは登山口から、小杉谷橋まで資材の搬入。

1枚20kg~22kgあるらしい。
橋の上に敷く敷板は安全と耐久性を高めるため、普通の敷板と違い分厚く頑丈に作られています。板の上には滑り止めの「ほぞ」が掘ってあります。

1枚あたり22kgの板をこうやって運ぶの!?
と思ってしまいますが、今回は強い味方、いや登山道整備の最終兵器がいました!
それは・・・
手押しトロッコ!!!

本来は消防のレスキューで使う物ですが、今回の作業のためにお借りしました!
ありがとうございます!
この最強兵器の上に敷板を載せてみんなで引っ張りますよ!
最初に積んだ敷板の枚数は20枚。
1枚20㎏換算でなんと400kg!!!
これだけの重量を積んでも、3人で楽々運ぶことが出来ます。
2回目は25枚積んだので軽く500kgは運ぶことができました!
素晴らしい!!!
これがなければ、今回の作業は地獄だっただろうな。。。
到着後は古い敷板を剝がしていきます。
剝がした後、橋の上から下をのぞき込むとこんな感じ。

古い板を剝がした後は、バンバン新しい板を敷いていきます。
参加したガイドさんの作業効率の高さと、手押しトロッコの運搬力であっという間に張替え完了!!!
めっちゃ早い作業だった・・・
晴れた日は新しい杉材の香りもして気持ち良い道になりました!

この他の場所でも、他の事業者によってトロッコ道の張替えや、尾之間歩道、湯泊歩道などのマイナールートでも登山道整備が行われています。
みなさんがいつ屋久島に来ても気持ちよく歩けるように、みんなで協力して登山道整備をしているので、安心して屋久島の山を歩いてくださいね!
来島を関係者一同でお待ちしています!!!