サポートタイツって何?

こんにちはワンダーマウンテンのゆっきーです。


夏の暑さが過ぎて涼しくなったかと思いきや、熱帯低気圧から台風に成長し、まさかの三連休に直撃している屋久島です。


今回は登山者の方が最近良く着用されているタイツについてご紹介したいと思います。


先日の事ですが、縄文杉トレッキングのツアー中、膝に不安を抱えるお客様が下山前にテーピングをして欲しいとのリクエストを受け、テーピングをしようとしたところサポートタイツを着用されていました。


タイツの上に履いているウェアは膝まで上がるものの、下に着用しているタイツは膝上まで上がらず。。。。


結局、脱ぐのも面倒だという事で、テーピングをしないまま下山されましたが、やはり下山中にひざ痛を発症してしまいました。

山道を終える手前だったので事なきをえましたが、その後もしばらくひざ痛は残ったそうです。

膝の痛みを抱える登山者も多い。

最近山に来られる人が必ずと言ってもいいくらい着用している、このタイツ。

かくいう私も数着持っていますが、着用していても膝の痛みが起きるのに本当に効果があるのか?と思い調べてみました。


①タイツには種類がある。

・大分類するとサポートタイツとコンプレッションタイツに分かれる。

今まで一言でサポートタイツと言っていましたが、調べてみるといくつか種類があるようです。

コンプレッションタイツは疲労の軽減や疲労回復効果、また冷え性やむくみに効果があり。

サポートタイツはパフォーマンスの向上や膝関節をサポートし痛みを軽減させる効果があるようです。上に書いた様なケースの場合は後者のサポートタイツが効果ありそうですね。

ちなみにオシャレを目的としたタイツもあります。これはユニクロなんかでも良く販売されている柄物のタイツなんかになりますね。

②サポートタイツはなぜ、効果があるのか。

サポートタイツの作りや縫い目を見ると、テーピングテープやキネシオテープを巻いた時のような形をしています。これは膝回りの部位に圧力をかけることでテーピングと同様な効果がある様に作られています。

様々な機能を備えたサポートタイツもある。

出典:″ワコールホームページ″


③正しい着用方法が必要。

②で書いた様にサポートタイツは特定の部位に圧力をかける様に作られています、よってタイツが上下左右にずれていたり、ねじれたり、シワが出来ている状態では効果が得られません。

またサイズにおいても、大きすぎる物は圧が下がり効果が薄れるし、小さすぎる物は圧が高すぎ血行障害を起こす可能性もあります。実際に今までご案内したお客様で上下サポートタイツを着用していたお客様が体調不良に陥り、サポートタイツを脱がせたところみるみる回復した経験が僕にもありあす。

正しい着用方法が必要

出典:″ワコールホームページ″


④必ずしも万能ではない。

サポートタイツを履けば、いつもより筋力が上がるとか、持久力が上がるというわけではありません。もちろん、いくらかのパフォーマンスの向上がみられると思いますがやはり登山者自身の体力がベースにあってこそのサポートになります。ウェアに頼り切るのではなく、日頃の運動をこころがけましょう。


⑤サポートタイツのデメリット。

・ケガをした際に手間がかかる。

転倒して膝をケガした際にタイツが破れず肌のみが傷つき出血している、打撲の場合に患部を目視出来ないため、ケガの具合などをチェックしづらい。

処置する際に切る、もしくは脱がなければ処置が出来ない。などといった事があります。

また最初に書いた様にサポートタイツよりも直接キネシオテープを張った方が、効果を感じるので、膝に不安がある場合は一度タイツを脱いで、キネシオテープを張る必要があります。天候や場所によってはタイツを脱ぐだけでも一苦労するので、ちょっと大変ですよね。

・暑い。

最近の登山ウェアをレイヤリング(重ね着)が多く、発汗した後臭いを防ぐアンダーシャツの上に日焼け止めのラッシュガード、そして更にその上にシャツを着る場合も多いみたいですね。この重ね着たまに暑くないのかな?と思う事があるんですが、サポートタイツを着用して私自身はやはり暑いと思います。

夏山なんかでは汗がべたつく様な気もするしこの点も個人的には苦手なところです。


簡単にまとめましたがいかがでしょうか?

スポーツ店で直感的にこれを履いたらパワーアップ出来るのではないかと思ってしまいがちですが、


①タイツの種類、効果を確認して選ぶこと。

②登山では自分の体力が基本になるとう事を忘れないこと。

③正しいサイズ選び、着用方法にて使用する事。

④デメリットを知っておくこと。


以上の4点を心得て購入してくださいね。

そうそう、中にはオシャレ用でサポート効果のないタイツもあります!

オシャレももちろん必要ですが、暑い夏山ではどうなのかな?


ガイドとしてはお客様のパフォーマンスが上がり、痛みが抑えられるなら大歓迎。

ただ、そういった不安要素がある場合は歩き出す前から対策をしておきたいので、予め予約の際に伝えてもらえれば登山口で対策出来るので早めに教えてくださいね!


快適でな山旅を楽しみましょう!

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